OTAFFの2号試験は企業マイページから登録が必要|行政書士が解説

目次

3. 2号試験は個人申込みではなく、企業マイページからの登録が必要

特定技能2号試験で、まず注意したいのが申込みの方法です。

特定技能1号の試験では、本人がマイページを作成して試験を申し込む流れをイメージされる方も多いと思います。

しかし、OTAFFの特定技能2号試験では、基本的に企業マイページから受験者登録を行う必要があります。

つまり、受験者本人だけで手続きを進めるのではなく、受入れ企業側がOTAFFの企業マイページにログインし、受験者情報や実務経験に関する内容を登録していく流れになります。

ここが重要です

特定技能2号試験は、外国人本人が「受けたいです」と思うだけでは進めることができない試験です。
企業側が、実務経験の内容を確認し、OTAFFの企業マイページから登録する必要があります。

なぜ企業マイページからの登録が必要になるのでしょうか。

その理由は、特定技能2号試験では、単に知識や技能だけではなく、実務経験の内容がとても重要になるからです。

外食業分野であれば、飲食店などでスタッフを指導した経験や、店舗管理を補助していた経験が求められます。

飲食料品製造業分野であれば、工場などで作業員を指導した経験や、工程管理・品質管理に関わっていた経験が重要になります。

このような実務経験は、本人の自己申告だけではなく、実際に雇用している企業側が確認し、証明する必要があります。

そのため、OTAFFの2号試験では、企業マイページから受験者登録を行う仕組みになっています。

企業側の協力がないと進めにくい

特定技能2号を目指す外国人本人が、どれだけ試験を受けたいと思っていても、企業側の協力がないと、受験者登録まで進めることが難しくなります。

企業側では、次のような内容を確認する必要があります。

  • 本人がどの分野で2号試験を受けるのか
  • 実務経験の期間が足りているか
  • 指導・監督・管理に関する経験があるか
  • 実務経験証明書の内容に問題がないか
  • 登録内容と証明書の内容に矛盾がないか

ここを確認せずに登録を進めてしまうと、OTAFFの審査で差戻しになる可能性があります。

差戻しになると、内容を修正して再申請する必要があり、試験予約までに時間がかかることがあります。

行政書士との相談ミーティング

行政書士からのアドバイス

2号試験を目指す場合は、試験日程を確認する前に、まず企業側で「この方は本当に受験要件を満たしているか」を確認しておくことが大切です。
料理でいえば、火をつける前の下ごしらえです。ここを飛ばすと、あとで慌てることになります。

特定技能2号試験は、本人・企業・必要書類の3つがそろって初めてスムーズに進みます。

本人だけで悩まず、企業担当者、登録支援機関、行政書士などと一緒に確認しながら進めることをおすすめします。

4. OTAFFの企業登録の流れ

OTAFFの2号試験を進めるためには、まず企業側で企業マイページを作成します。

①こちらの管理者用メールアドレスを登録します。

②登録したメールアドレスにURLが送られて、クリックすると企業本登録の画面になります。必要な項目を記入していきます。

企業マイページは、受験者を登録したり、審査状況を確認したりするための管理画面です。

ここで企業情報や担当者情報を登録し、その後、受験者登録へ進んでいきます。

OTAFF企業登録の大まかな流れ

  1. OTAFFの企業申込みマイページへ進む
  2. 企業情報を登録する
  3. 企業担当者を登録する
  4. 必要に応じて事業所情報を登録する
  5. OTAFFの審査を受ける
  6. 承認後、受験者登録へ進む

企業情報の登録

まず、企業情報を登録します。

企業情報では、主に次のような内容を入力します。

  • 法人名
  • 法人番号
  • 所在地
  • 電話番号
  • 業種や分野に関する情報

この部分は、会社の基本情報です。

法人名や法人番号を間違えると、あとで修正が必要になる可能性がありますので、登記簿や国税庁の法人番号公表サイトなどで確認しながら入力すると安心です。

企業担当者の登録

次に、企業担当者を登録します。

企業担当者とは、OTAFFの企業マイページを操作する人のことです。こちらでは企業様担当者を登録すると同時に行政書士事務所が窓口となり、担当者登録をして、その後に企業様担当者と紐づけることで、忙しい企業様担当者から煩わしい手続きを外部行政書士事務所に任せることができます。

登録したメールアドレスには、OTAFFからの連絡が届くことがあります。

そのため、普段から確認できるメールアドレスを登録しておくことが大切です。

注意ポイント

担当者のメールアドレスを普段見ていないものにしてしまうと、OTAFFからの連絡や差戻し通知に気づくのが遅れることがあります。
「あとで見ます」は、だいたい忘れます。メールは毎日確認できるものを使いましょう。

事業所情報の登録

企業に複数の店舗や工場がある場合は、事業所情報の登録も重要です。

特定技能2号試験では、受験者がどの事業所で働いているのか、どの分野の実務経験があるのかを整理しておく必要があります。

たとえば、外食業分野であれば、どの店舗で勤務していたのか。

飲食料品製造業分野であれば、どの工場や製造ラインで勤務していたのか。

このような情報を事前に整理しておくと、受験者登録の際にスムーズです。

登録後はOTAFFの審査を待つ

企業情報や担当者情報を登録した後は、OTAFF側で内容の確認が行われます。

登録内容に問題がなければ承認され、その後、受験者登録へ進むことができます。

もし内容に不備がある場合は、修正を求められることがあります。

そのため、登録時には、会社名、法人番号、担当者情報、事業所情報などを丁寧に確認しておくことが大切です。

第4章のまとめ

OTAFFの2号試験では、まず企業マイページの登録が必要です。
企業情報、担当者情報、事業所情報を正しく登録しておくことで、その後の受験者登録や審査がスムーズになります。

次回は、OTAFFの企業登録後に行う受験者登録で入力する内容について、実務経験証明書の注意点も含めて解説します。

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